第14回2/4:素材集ビジネスはパブリッシングなのだ





チラシ、パンフレットの激安印刷会社                  スポンサードリンク


◆ロイヤリティフリー全盛の波に乗る:素材集ビジネスはパブリッシングなのだ

 素材集ビジネスをしようとおもった理由は、やっぱりね、世の中がロイヤリティフリーの素材集の方に向いているぞ、ということもありましたね。
 むかしは、リースポジ(フィルム)レンタルポジといった写真のライブラリがありました。カタログも山のように出回っていました。カラーポジを探しに行ったり、分厚いカタログを見て、写真を借りていたわけです。まあ、いまでもありますが、風前の灯火ですな。
 数年前以前は、在りもののポジフィルムは借りてくるものだったのです。しかも一回使うごとに使用料が必要でした。もちろん、それらのポジを作ったカメラマンやCGデザイナーが使用料を請求するのは当然のことですから、一回使うごとに支払いが発生するのは仕方のないことでしょうな。
 まあといっても、同じポジをチラシとポスターに使うと、ダブルで請求されましたし、チラシでも、印刷枚数によって利用価格が違っていたりしました。用途に合わせて、露出度に合わせて、価格も変わってくるわけです。
 使用料がある程度かかるのは仕方がありませんが、著作権意識の低い印刷会社やデザイナーが不用意にリースポジを使ったりすると、クライアントに対して直接弁護士から電話がかかってきたりすることもありますね。知らない間に不法利用されたりすることあるわけですな。リースポジを使った印刷物をそのままスキャンして再利用したりする人も世の中にはいるわけです。そういうのがね、見つかるとやっぱり、不法利用になるわけですな。
 もちろんリースポジがなくては、できない印刷物はたくさんありました。ですから、世の中にとって必要なサービスであったことは確かです。旅行会社のパンフレットを作るとなると、海外のイメージ写真が必要となりますから、海外まで取材に行けないのであれば、リースポジを使うしかありませんよね。
 しかし、DTPによって、ユーザー層が広がるともに、印刷物の低価格化と相まって、より手軽な「リースポジ」が求められるようになったのです。
 デジタルによって画像データがDTPを導入している環境で在れば、簡単に画像データを利用できるようになったことで、ロイヤリティフリーという素材集がうまれたわけですな。
 よく素材集には「著作権フリー」と書かれていることがありますが、著作権は作成した人のものですから、著作権がフリーということはありません。

素材を使うときに発生するロイヤリティがかからない

ということですね。だから、正確には「ロイヤリティフリー」というわけです。
 画像データの場合、一回ごとに使用料をとることはできませんから、ロイヤリティフリーで売るしかありません。しかも、販売するメディアはCD-ROMですから、できるだけたくさんの素材を入れた方がいいということになりますな。
 かくして、DTPの「リースポジ」はロイヤリティフリーの素材集が当たり前となったのです。ロイヤリティフリーであれば、その中のたった一素材しか使わなくても、いままでリースポジを借りるよりも安くて、ひょっとしたら、別の機会でも使えるかもしれないという淡い打算も満たしてくれます。
 クライアントの企業にとっても、デザイナーや印刷会社がロイヤリティフリーの素材集を使っていれば、どのように利用しても著作権関係のトラブルには巻き込まれる怖れはまずありません。流用した素材であっても、弁護士から電話がかかってくることはないわけですな。
 そう考えると、「これからはロイヤリティフリーの素材集の需要はますます増えてくるに違いないぞ」といっても間違ってはいないはずです。そういう今後も成長しそうな業界でビジネスを展開する方が、将来的にはより大きな可能性が見いだせるわけですな。
(工学社 Professional  DTP誌 2001年08月号所収)
 
この記事へのコメント
江ちゃんのシーンがない方が、良かったと私も思うけど、それだと狂言回しにもならないし。樹理ちゃん気の毒です。
Posted by 指原莉乃 1位 at 2013年06月13日 16:23
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