第06回4/4:安売りの罪と罰





チラシ、パンフレットの激安印刷会社                  スポンサードリンク


安売りだけでなく付加価値を付けよう:安売りの罪と罰4/4



 商売は原則的に、利益のある商売こそが王道なんですな。つまり儲からなくては価値がないわけです。儲けるためには、多少高くても、お客さんが買ってくれるものやサービスを考えていかないといけません。そういう仕組みを作るのが「商売」というわけですな。
  高く売るには、やっぱり他にないものを提供する、あるいは他ができないものを提供するしかありません。そういうもので、人々の欲しがるものを作っていくわけです。
 でも高く売るには、世の中にないものを生み出していくしかないわけです。世の中にないもので、しかも人々欲しがるものだからこそ、高くても買って貰えるわけでしょう。だからこそ、はじめてそれをした人には、先行者利益がもたらされるわけですよ。
 それが付加価値ということですよね。他にはない価値があってこそ、利益が生まれるわけです。それはね、非常にクリエイティブなことですよね。なんたって新しいルールを作るわけですからね。
 安売りするのは悪いことではありませんよ。しかし、お客さんを捕まえるために安売りして顧客名簿を作るのであれば、それはそれでいいでしょう。その顧客名簿を使って、もっと利益のあるビジネスを連動して考えるのであればいいわけです。
 しかし、安売りしてそれが上手くいくと、どうしても、

また安く売ろうという発想に落ち込んでいく

可能性が高いわけです。新しいものを生み出すことに力を入れずに、安いものを作ることだけに執心すると、やはり坂道を転げ落ちていくことになりませんかね。
 だからね、安売りは「必要悪」だと考えるくらいで丁度いいと思いますね。そうしないと、売り値を引き下げる無限ループに落ち込んでいくと思いませんか。最初は安く売るとしても、それから

次はどうするんだ
どうして利益を生み出すんだ


ということも視野にいれて、安売りをビジネスモデルの中で位置付けしていく必要があります。安売りは効果が出やすい「劇薬」です。使いすぎに注意したいものですな。
(工学社 Professional  DTP誌 2000年12月号所収)
 

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック

印刷会社。未来への道筋
Excerpt: さらに、こちらのブログを読んでの感想です。 「印刷会社、明日はどっちだ:道に迷わない印刷会社サバイバル術」 さて、結果としてこれから印刷会社はどうやったらいいのでしょうか?
Weblog: 地方の中規模印刷会社で苦悩するWebデザイナー改めWebディレクターの日記
Tracked: 2007-12-31 05:24
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。