第23回1/4:カラーマッチングはデバイスプロファイルが命





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◆デバイスプロファイルを使ってみよう:カラーマッチングはデバイスプロファイルが命1/4

 カラーマッチングの話が長くなりましたが、カラーマッチングでなにが足りないんだというと、これはもうカラープリンタのデバイスプロファイルなんですね。プリンタに割り当てるデバイスプロファイルが簡単に手に入らないことなんですね。

 Adobe製のアプリケーションでする簡単カラーマッチングでも、それを理解するためにはですね、みなさんの持っているカラープリンタにプロファイルを割り当てて出力してみればいいわけですね。そうすると本当に色が合うということがわかります。これはいくら話を聞いてもわかんないんですね。

 Adobe製のアプリケーションでは、出力時にプリンタのプロファイルを割り当てて簡単に出力することができるようになっています。その機能を使うと、印刷結果の色に近くなるようにCMYK値を変更して出力するわけですな。

 だからね、プリンタのICCプロファイルさえあれば、プリンタのカラーマッチングは簡単にできます。そこそこでもいいから、

カラーマッチングに使えるプロファイルが手軽に利用できれば、
カラーマッチングは簡単


なんですな。

 カラープリンタからカラーマッチングして出力したものを印刷サンプルとして渡したら、その通りの色で印刷されないとカラーマッチングなんて価値がないわけですな。しかしそれを理解するには、やってみないわからないというのが本当です。実は私も自分でなんどもプロファイルを使って出力してみて、やっと理解したというところです。どっちかというと「体で覚えた」みたいな感じですな。

 プロファイル作成サービスというものが最近は増えていますね。プリンタメーカーを中心にプロファイルを作成するサービスがあるんですが、たいていですね、自社のプリンタのプロファイルしか作らないんですよね。それはそれで仕方がないというのもわかりますけどね。そうなると、いま持っているカラープリンタのカラーマッチングってものすごく難しくなってしまうわけですよ。

 それとICCプロファイルの作成代というのは、けっこういい値段がします。高いとか安いとかは人によって価値基準が違うので、いえませんが、“手軽に”サービスを利用できる値段ではありませんね。本当に色が合うんだったら私なんか安い気もしますけどね。

cokormatch_100x142.jpg そういうわけで、前回紹介した「Adobeアプリケーションでする素材集のためのカラーマッチング読本」という小冊子に手を入れて、もうすこしわかりやすい本を作ろうと考えています(左:ACEアプリでするローコストカラーマッチング実践講座 プロファイル等は添付されていません)。オフセット印刷した見本とプロファイルを割り当てたカラープリンタの見本、そのまま出力したカラープリンタの見本などもセットして、その上、一般によく使われているであろうカラープリンタのICCプロファイルもCDに焼いて同梱しようと考えています。

 簡単に使えるプロファイルで出力してみて、その方法で得心がいったら、カラープリンタに合わせたプロファイルを作成するのが正しい道筋だと私は思いますな。プリンタ自身も固体差とか経年変化もありますから、より近いカラーにするには個別に作成するほうがいいわけです。

 それでもICCプロファイルの作成がネックになりますね。それについてはですね、プリンタメーカーを問わずICCプロファイルを作成してくれるところがありまして、そちらとタイアップしていこうかと考えています。

 いずれにしても、カラープリンタのデバイスプロファイルが手軽に使えるようになってこそ、DTPでのカラーマッチングは現実のものになると思いますね。またそこには、ひとつビジネスチャンスがあるのではないかと考えています。

 というわけで、みなさんも一度カラープリンタのデバイスプロファイルを使ってみませんか。QuickDrawプリンタもオーケーです。一度使うと、きっと病みつきになりますね。初めてカラープリンタの色と印刷の色が合ったときは、やっぱりね、感動ものですからね。
(工学社 Professional  DTP誌 2002年05月号所収)


PS:かなり記事が古いので、カラーマネージメントについてはいまさらという感じですが、ご容赦下さい。当時、カラーマネージメントシステムは、「マネージメントしているからこれしかできんぞ」というような姿勢が感じられて

それは違うだろ、カラーマッチングのために
カラーマネージメントはあるんや


と思っていました。そういう気持ちを込めて書いたことを思い出しました。要するに、実用的でないカラーマネージメントシステムは要らないということですね。


 
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