第21回1/2:PDFの面付けテンプレートというコンテンツを売る





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◆DTPは小学生でもできなくてはならないのだ:PDFの面付けテンプレートというコンテンツを売る1/2

 なんでこんなもの(面付けのテンプレート)をつくっているのかというと、やっぱりDTPというのは、もっともっと簡単であるべきだということですな。DTPでつくったドキュメントを出力するのに「いろんなことに注意しなければ出力できない」っていうのは、やっばりウソですよ。間違っています
 自動車はかつてマニュアル運転しかありませんでした。自動車の速度か変わるときや登り坂や下り坂で、ギアをいちいち変更するためにクラッチを踏んでギアを変えていましたよね。ところがいまではほとんどの自動車はオートマチックですな。アクセルとブレーキだけ踏めばいいわけです。ギアはドライブだけ。マニュアルよりオートマの方が便利で、誰でも運転できるわけですよ。もっもとその分だけ、ドライバーが増え、車も増えてしまいましたけどね。
 でもね、オートマの方が便利だから、自動車はオートマが標準になったわけですな。世の中は便利なものがあると、水が低きに流れるように、便利なものに向かっていくわけです。
 DTPだって、同じだとは思いませんか。オートマのように簡単に運転できるようになれば、もっともっと普及するはずですよ。マニュアル運転って、エンジンの回転数とエンジン音を体で覚えてクラッチ踏むわけでしょう。それってどちらかといえば、職人の世界に近いものですよ。まあ職人というほどのものじゃないですけどね。
 DTPだって、出力に職人技はいらない時代になっていくのは当然の帰結でしょう。DTPで一番ややこしいのはフォントの問題で、次にファイルのリンクの問題でしょうかね。そういう問題をクリアにすれば、誰にだって高品位なDTPはできるはずですな。
 PDFにすれば、本当はそういう問題はかなりクリアになるわけです。PDFの出力環境という意味では、かなり整ってきましたからね。もう出力できるとか出力できないとかいう話はほとんどないわけです。問題はね、

PDFで出力したら儲かるのか


ということですな。いやいやほんと、それだけです(と断言しておきましょう)。
 アプリケーションドキュメントを貰うより、PDFで貰う方が便利でお互いに手間がかからないということがはっきりすればいいわけです。
 出力側からというと、そのまま出力できるものがあればラクですな。そのまま出力するというのは、面付け割付けの済んだファイルですな。どういうことかというと、刷版でするべきことが終わっているということです。そうなると印刷するだけでいいわけです。
 ユーザー側からいうと、面付け代がいらなくなると安くあがります。私なんかほとんど端物の仕事が多かったので、製本しなければならないものはDTPになってからあまりやっていません(プリンタ本は別にして)が、いざDTPになって、「面付けフィーいるのかー」などと心の中で思ってしまいますな。
 製版の時代は面付け料金は「つっこみ」でした。丼勘定で原価の詳細なんて関係ないのが製版の時代だったのです。しかしDTPになって、価格がオープンなになり、面付け代にも別途費用がかかるようになりました。
 数百円といえども面付け代がいるのだったら、「自分で面付けしてしまおう」という発想もあるでしょう。DTPだとそれができるからです。Illustratorで作成した大台紙にEPSファイルを面付けして出力することも可能ですからね。だからね、面付け代を払わなくても済むのであれば、結構ありがたいと感じる人は少なくないように思いますね。
 印刷用のDTPがね、刷版寸前まで簡単にできれば、DTPというのはもっと手軽なものになると思いませんか。なると思いますよ。いやいやそうならなければならないでしょう。やはりね、小学生でも手順さえ覚えれば、CTP出力用にデータが作れるようになるのが、DTP本来の姿ではないでしょうかねぇ。
(工学社 Professional DTP誌 2002年03月号所収)

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