第21回1/1:PDFの面付けテンプレートというコンテンツを売る





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◆『自動処理できるPDF面付けの素』完成せり:PDFの面付けテンプレートというコンテンツを売る1/1

 以前に書きましたが、InDesignPDFを使って半自動で行う面付けを行なうテンプレートが完成しました。『自動処理できるPDF面付けの素』というタイトルです。アプリケーションの機能だけを使って面付けするものです。
 『自動処理できるPDF面付けの素』で面付けする場合、手順に関してはすこし面倒なところがないとはいいませんよ。PDFを書き出して、今度はEPSにしてもう一度PDFにしてトリミングして、それからダミーで貼り込んだファイルを差し替えるわけですな。
 だけど、すべての工程でね、1ページずつ処理する必要はありません。一括して行えます。まあ、PDFの書き出しは一括して行えますが、EPSもAcrobat 5.0から書き出せば、全てのページを一度に単ページのEPSにすることができます。EPSで書き出すと、ファイルサイズがすこし変わってしまうので、Acrobat 5.0でトリミングを行うわけですが、これはバッチ処理のシーケンスで自動処理できます。
 あとは、InDesignのリンクを更新するだけです。更新はファイルを差し替えれば自動的に行えます。面付けという専門知識がなければできなかった作業が、ファイルの差し替えというたったそれだけでできてしまうわけですね。
 こんなことができるのは、

PDFが完全にデバイス・インディペンダントなフォーマット

だからですな。日本語フォントを含むPostScriptファイルは「完全」とはいえないところがあって、アウトライン化したり画像化したりしなければ日本語フォントはプリンタに必要なんですな。
 しかしPDFにしてしまえば、そういうことはいっさい考えなくてもいいわけです。面付けする貼り込み位置さえ正しくセットできれば、PDFに埋め込まれたフォントは、TrueTypeフォントであってもOpenTypeフォントであっても、プリンタの出力環境を気にするとこなく出力できるわけですな。
 できればもう少し使いやすいものにしたいとは思っていますので、さらに工夫を重ねて、もっと簡単に誰にでも面付けできるツールにしたいと思っています。
 ただいずれにしても、ユーザーが面付けしてDTP出力を依頼してもいいんじゃないかと思うわけですな。もちろん複雑な製本の場合は、専用のソフトが必要なことがあるでしょう。それは否定しませんよ。とはいえ、簡単にできるのであれば、ユーザーが行ってもいいはずですね。
 聞くところによると、InDesign 1.0Jのユーザーの次のバージョンに期待する要望としてリストされた中にはちゃんと「面付け」の機能があったそうです。面付けをアプリケーションで行いたいと期待する声はけっして小さくないと私は思うわけですな。
 もちろん『自動処理できるPDF面付けの素』はテンプレートなので、用意したテンプレート以外のドキュメントサイズでは、そのまま使うことはできません。オリジナルのサイズでは、テンプレートを自作する必要がありますけどね。まあでもたいていのものは、これで可能になります。
 テンプレート自作の方法もいずれ解説したいと思っています。理屈さえわかれば、たいていのものはテンプレートを編集することで可能になります。すこしややこしいですけれどね、
(工学社 Professional DTP誌 2002年03月号所収)

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