第20回1/3:Webでものを売るための条件とは





チラシ、パンフレットの激安印刷会社                  スポンサードリンク


◆バーゲンしても売れないものは売れない:Webでものを売るための条件とは1/3

 このあいだ、私がWebで販売している素材集や本をバーゲンしました。「ご皇孫ご生誕記念」としてバーゲンをかけたわけです。
 本を作って売ろうとしたとき、書籍流通に流すことに魅力を感じなかったのは、価格も含めた販売方法が模索できないことがあったわけですな。値段を下げて期間限定で販売したとき、どのくらいレスポンスがあるのか私にしても興味があります。もちろんバーゲンはあんまり頻繁にやると価値がなくなってしまうので、滅多にはできませんけどね。
 本の方はですね、まあ、そこそこレスポンスがありました。そりゃ、私のページを見に来て、そこでメールマガジンを購読している人たちにむけてバーゲンの告知を行ったわけですから、当然関心度は高いわけですな。
 しかし、素材集のほうのレスポンスはほぼ全滅でしたな。もうぜんぜんレスポンスがありません。残念ですけどね、本当だから仕方がない。まあ、私のメールマガジンを購読しているひとと素材集を使っている人とでは、ちょっと違うんでしょうな、住んでる世界がね。
 本当はね、素材集に関心を持っている人たちを集めてメールマガジンを発行して、その購読者にむけてバーゲンの告知をすべきなのでしょうな。もっとも、どういうテーマのメールマガジンだったら、そういう人たちを集めることができるのかは、私にとっても謎ですけどね。
 もともと素材集は「安ければ買う」というものではないわけですな。印刷物を作ることになって、そこで素材集が必要になったとき、必要な素材を探すわけです。デザイナーなり印刷会社が受注を見込んで売上になれば、その素材集の費用はコストとしてカウントできるわけですな。
 だから重要なのは、「安い」かどうかではなく、「コスト」として転嫁できるかどうかということなわけですな。必要なときに必要な素材を探せるということが重要であって、値段はその次なのでしょう。だからミスミのような通販カタログなんかで、メーカー縦断的に閲覧して探すか、ショップの店頭で実物を見て買うほうがいいわけですな。
 安い素材は広く使われていて、「手あかが付いている」可能性が高いわけですが、高い素材はほとんど使われておらず「露出していない」可能性が高いので、高価な素材の方がいいこともあるわけです。
 広告代理店が派手なキャンペーンでメインビジュアルとして使うときは、その素材の使用履歴が重要になります。同業他社で過去に使ったことのある素材やモデルは使えませんから、多少高くても履歴のはっきりしたリースポジを使うことが多いようです。もっと最近はリースポジを借りてきても使わず、同じようなデザインをデザイナーにさせることもあるようですけどね。
 さて、安く売るという販売方法は、大量にものを売るときに採用する一つの方法です。大量にものを売らない会社は、バーゲンして安く売ってはいけないんですな。安く売るんではなく、

高く売るための工夫をして、それなりの値段で売る

のが私は正解だと思っています。
 念のためにいっておきますが、“不当”に高く売るといっているわけじゃありませんよ、付加価値をつけて“正当”に高く売るべきだといっているんです。
 いまの時代、いらないのはただでもいらないわけですよ。そうでしょう。ものは溢れていて置く場所さえないんだから。
 だけど人は、欲しいものがあれば、多少高くても買うわけですよ。なんであんなブランドものバックが、何十万円もするのか私には理解できませんが、それでもそのバックを欲しい人はたくさんいて、お目当てのバックを買えないことも珍しくないわけですな。まあブランドイメージだって付加価値の一つですけどね。
(工学社 Professional  DTP誌 2002年02月号所収)
 
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